【Netflix映画】全く新しいデジタルヒーロー誕生『iBoy』

あらすじ

冴えない学生のトムは、同じクラスのルーシーに想いを寄せていた。ある日、ルーシーに勉強を教える約束でトムがルーシー宅に訪れた時、そこには拳銃を持ったギャング集団がルーシーを襲っていた…。トムは警察に連絡しながら走って逃げるが、後ろから拳銃で撃たれてしまう。

何とかして一命を取り留めたトムだったが、スマホの部品が脳に埋まり
そのせいで彼は「電波や電子機器を操作できる」特殊能力を持ってしまうのだった。

トムは手に入れた特殊能力を使って、ルーシーを襲った犯人を追い詰めていく…

 

トレーラー

感想

★★★★☆

Netflixオリジナルの『iBoy』という映画をご存知ですか？
通常の映画と違って、Netflixだけで観ることができる映画で、この『iBoy』ものすごくネットで面白いと評判が高く、ずっと観ないとなーと思っていました。

で、感想ですが。

『iBoy』めっちゃおもろいやん！

『iBoy』最高！

『iBoy』！『iBoy』！『iBoy』！

今はそんな気分っす。

次世代デジタルヒーローの誕生

ひょんな事から、スマホが頭にぶっ刺さった主人公は、 「電波や電子機器を操作できる」特殊能力を手に入れます。
まさにウォッチドッグス！（←ゲーム）

この設定が、今時でかなりイケてる。

特殊能力は、電波や電子機器の操作。
一見地味にも思えるかもしれませんが、あらゆるものがデジタル化されてた現代社会とうまくマッチして、めちゃくちゃ面白いです。

 

地元で幅を利かせているギャングを、顔も体格も"イケてない"主人公が、一見すると"イケてない"特殊能力でぶっ倒していくのは爽快そのもの。

自由に携帯を盗聴したり、メールを送ったり、車の操作したり、銀行口座まで操ってしまう。まさに、なんでもあり。

 欲しかったものは二人の幸せ

肝心のドラマ部分ですが、ヒーロー映画にありがちな宇宙人の襲来や、世界規模の戦いではありません。

主人公が戦う理由は団地の平和、好きな子の笑顔を取り戻すため。

10代の若者が持つ歪な友人関係も描かれており、息が詰まりそうな閉鎖された社会を生きていくことが、いかに苦しいものか。ドラマ部分も丁寧に描かれている。

今までのヒーロー映画とは少し違った作品になっているので、是非チェックしてほしい。

とてもいい作品でした。もっとNetflixオリジナル作品チェックしないとですね。